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【寄 席】 12月24日弘化元年(1844) 寄席が自由化される。
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【寄 席】 12月24日弘化元年(1844) 寄席が自由化される。
sibugaki
2024-12-7 9:22
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絵>春色三題噺(しゅんしょくさんだいばなし)春廼家幾久 (はるのやいくひさ)編 一恵齋芳幾(いっけいさいよしいく)画 刊 3巻3冊 加賀文庫
口絵には、三題噺の会の会場の様子が描かれている。中央に高座があり、観客たちが口をあけて笑いながら咄を楽しんでいる。観客が、隣と話をしながら茶を飲み、くつろいでいる様子がわかる。落語の最盛期にはどの町内にも寄席があり、近所の人が気軽にやって来た。ほぼ一日かかる歌舞伎見物にくらべ、落語ははるかに手軽な楽しみだった。
江戸落語の始まりは、17世紀後半に活躍した鹿野武左衛門(しかのぶざえもん)(1649〜1699)によるものといわれている。
文化元年(1804)頃に江戸市中には75軒もの寄席があり、19世紀中頃には100軒に達し、200名を超える落語家が存在した。しかし、「天保の改革」(1841〜1843)と呼ばれる幕政改革により、江戸市中にあった寄席は、24軒を残して取り潰しとなった。その後、「天保の改革」を推し進めた老中・水野忠邦(みずのただくに)(1794〜1851)が失脚するとたちまち盛り返し、19世紀後半には、軍談(講談)の席と合わせて300軒以上になっていたといわれている。
関連コラムはこちら>
○「寄席の始まり」
http://www.edoshitamachi.com/web/mamesuke/2023/08/post-2.html
○「寄席à la carte(アラカルト)」 『テレビで会えない芸人」』
http://www.edoshitamachi.com/modules/tinyd8/index.php?id=11
○「寄席à la carte(アラカルト)」 『寄席と独演会。どっちに行きますか?』
http://www.edoshitamachi.com/modules/tinyd8/index.php?id=14
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