江戸文藝 黄表紙・洒落本・狂歌・川柳コーナー |
「式亭三馬集」 (叢書江戸文庫 (20)) 式亭 三馬 (著) 校訂:棚橋正博 単行本::431ページ 出版社: 国書刊行会 (1992/3/1) 当代一の文壇通にして芝居通、市井の会話描写の名手、式亭三馬。19歳のデビュー作「天道浮世出星操」「人間一心覗替繰」を影印収録。ほかに「麻疹戯言」など全十篇。 |
「式亭三馬―江戸の戯作者」 棚橋 正博(著) 単行本: 322ページ 出版社: ぺりかん社; 新装版 (2007/05) 『式亭三馬集』の解題を、およそ三倍半ほどに膨らませ図版一六〇余点を加えたもの。『浮世風呂』以下の三馬の代表作についても特に項目を設けず、他の作品と併せて論じている。 |
江戸の道楽 (講談社選書メチエ) 棚橋 正博 [著] 単行本: 238ページ 出版社: 講談社 (1999/07) 徳川三百年の太平。それは武士・町人たちの極私的世界を生んだ。大名が壮大な庭に凝れば、長屋の軒下にはキクやアサガオが咲き乱れる。隠居から遊女までが太公望を気取り、学問や戯作では身分をこえたネットワークがひろがってゆく。江戸の人びとが情熱を注いだ「楽しみの道」を案内する。 |
絵でよむ江戸のくらし風俗大事典 棚橋 正博 (編集), 村田 裕司 (編集) 単行本: 589ページ 出版社: 柏書房 (2004/09) 江戸がもっとも輝いていた時代、「江戸っ子」が生まれた今から200年前、西暦1800年の江戸市中。同時代の黄表紙、絵本の挿し絵3000点を収録。想像や憶測、思い込みを廃した、江戸庶民生活を読み解く事典。 |
山東京伝の黄表紙を読む―江戸の経済と社会風俗 棚橋 正博 (著) 単行本: 382ページ 出版社: ぺりかん社 (2012/05) 黄表紙をはじめ洒落本、読本、滑稽本、合巻など江戸の戯作界のあらゆるジャンルを開拓し、確立した山東京伝を中心に、経済事情や政治体制、風俗など江戸の社会を読み解く。 |
江戸に花開いた「戯作」文学ーNHKカルチャーラジオ 棚橋 正博 (その他) [著] ムック: 162ページ 出版社: NHK出版 (2012/12/24) 「遊び」「笑い」の精神から生まれたのが戯作文学だ。山東京伝、十返舎一九、式亭三馬などの戯作を、社会的背景とともに読み解く。 18世紀末から19世紀初頭にかけて江戸風俗と世相のなかで形成された江戸戯作界につ いても解説している。 |
『黄表紙総覧』前・中・後編・索引編・図録編 著者・棚橋正博 出版社・青裳堂 (1986-89年刊) 黄表紙総覧 図録編『黄表紙総覧』(前編、中編、後編 )に記載のある黄表紙の絵題簽、袋、袋入題簽の図版を集成したもの。1775年(安永4)から1806年(文化3)の32年間に刊行されたものが対象。配列は年代順で、同年のものは版元別に分類。巻末に「書名索引」(配列は五十音順)を付す。 |
『山東京伝全集』1〜20巻 著者・棚橋正博、水野稔、鈴木重三等 出版社・ぺりかん社 1992〜 浮世絵の画工として出発し、やがて安永天明期の戯作文学作家として先頭に立った山東京傳。「通」「洒落」「うがち」「むだ」などの観念を主軸として戯謔に貫かれた作風で知られる。その幅広い文筆活動を集成する。 |
『笑いの戯作者 十返舎一九』 著者・棚橋正博 出版社・新典社 1999 十返舎一九の今日に至るまでの実像と虚像を徹底的に検証する。 これからの若い研究者や一九に興味を持つ学生達のためにも、研究足跡を明らかにし、入門書を兼ねたものとした。 |
『合巻集覧』上・中巻〜 著者・棚橋正博他 出版社・青裳堂 2012〜 早稲田大学中央図書館ならびに演劇博物館には、草双紙のなかの「合巻」と呼ばれるジャ ンルの貴重な作品が多数収蔵されている。それらの作者および画工(絵師)を紹介しながら、内容について詳細に考証し、「合巻」と江戸歌舞伎と歌舞伎役者についても解説している。 上巻 / 文化4〜6年の合巻を取り上げ、図書番号、書名の拠り所とした事項、書型、刊年、作者、序文、板元、柱題、構成、奥付、蔵書印、翻刻資料などの情報と、梗概を記す。豊富な図版も掲載。 |
『弥次さん喜多さんの膝栗毛』 著者・棚橋正博 出版社・NHK出版 2015 黄表紙、滑稽本など江戸時代の文学作品に大きな足跡を残した十返舎一九。2015年は一九生誕250年の年に当たる。弥次さん喜多さんの滑稽な旅を描いた『道中膝栗毛』を中心素材として、人情本や狂歌作者、往来物(手習い所用に編集された教科書)作家としても活躍した一九の実像に迫る。 |
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