タグ「花見酒、日本橋、桃の節句、江戸城無血開城、江戸の人口、」が付けられているもの

三月、月建では辰(しん)月。

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「三月陽気動き、雷電震う。物皆生ず」と説文にあり。
(説文:西暦100年ごろに成った中国最古の部首別漢字字典)
和風月名では、弥生(やよい/旧暦三月の異称)
木草弥生(きくさいやお)い茂る月が短縮して弥生になった(有力説)。

《三月 江戸こよみ》
・3月 1日元和 6年(1620)幕府が浅草に米蔵を築造。
・3月 2日享保 4年(1719)防火のため、路地の上に屋根を付けることを通達。
・3月 3日慶長 8年(1603)日本橋初めて日本橋架橋。
・3月 4日文化 3年(1806)文化の大火(牛町火事)。明暦の大火・目黒行人坂火事と共に江戸3大大火の1つ。
・3月 5日正徳 4年 (1714) 大奥女中絵島が、芝増上寺参詣の帰路、山村座役者生島新五郎と密通した罪で流刑となる。
・3月 6日享保 7年 (1722) 髪結床商人に、橋火消が命じられる。
・3月 7日寛文 8年(1668)新造する家に、贅を凝らした造作を禁止する触れが出される。
・3月 8日享保 9年(1724)本所深川火事場見廻りが新設される。
・3月 9日嘉永 4年(1851)問屋組合再興令。
・3月10日文久 2年(1862)香具師(やし、こうぐし、かうぐし)帳付通達。
・3月11日元文 元年(1736)最低公定米価が、改正される。
・3月12日天明 7年(1787)1783年以来続く飢饉のため米価高騰し、粥食が奨励される。(天明の飢饉)
・3月13日慶応 4年(1868)勝安房・西郷隆盛、江戸城会場につき会談。
・3月14日元禄14年(1701)墨田区赤穂藩主浅野内匠頭長矩、殿中で吉良上野介義央に切りつけ、即日切腹。
・3月15日明暦 2年(1656)町人の家屋・宅地売買についての手続をさだむ。
・3月16日元禄 3年(1690)虎ノ門外太左衛門町から汐留まで、日本橋大工町から本材木町にかけて広小路が設置。
・3月17日享保18年(1733)浅草黒船町他の明地に菜園作り甘藷栽培許可。
・3月18日宝永 2年(1705)浅草竹町の渡し船が転覆、41人余り死亡。
・3月19日万延 元年(1860)五品江戸廻送令通達。*五品/生糸・米・水油・蝋・呉服
・3月20日明暦 元年(1655)市中に、防火用の井戸を掘るように触れ出される。
・3月21日文政12年(1829)己丑(きちゅう)の大火。神田佐久間町2丁目より出火、日本橋も焼失。
・3月22日安永 8年(1779)伊豆大島三原山で大噴火。爆音が江戸中に響き渡る。
・3月23日安政 3年(1856)築地に官立の武芸練習である講武所が完成。
・3月24日安政 5年(1858)取退無尽禁止通達。
・3月25日嘉永 2年(1849)米価が下落の為、江戸米商から米5万石を上方に販売を許可する。
・3月26日貞享 4年(1687)生き鳥の飼育、鶏の絞殺・売買、亀の飼育、魚のいけすの禁止が触れださせる。
・3月27日元禄 2年(1689)墨田区芭蕉松尾芭蕉が「奥の細道」の旅に出る。
・3月28日安政 3年(1856)大工職21番が定められ、1組3人の行事が決まる。
・3月29日天和 3年(1683)駒込片町の八百屋久兵衛娘お七が火刑となる。
・3月30日享保 8年(1723)諸国人口調査。

《三月関連コラム》
○【花見酒】-<新着コラム>-
 花見の落語といえば、「花見酒」や「長屋の花見」、「花見の仇討」が・・・
 ・江戸言葉 月ごよみ「花見酒」の経済
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○【江戸城無血開城】
 3月13日慶応4年(1868)勝安房・西郷隆盛、江戸城会場につき会談。
・「武蔵國・江戸物語」No53 東京への改称
  >http://www.edoshitamachi.com/web/suitoedo/PDFNo53.pdf
○【江戸の人口】
 3月30日享保8年(1723)諸国人口調査。6年ごとに実施される。
 ・「武蔵國・江戸物語」No29 江戸時代の歴史人口が語るもの・・・・
  > http://www.edoshitamachi.com/web/suitoedo/PDFNo29.pdf