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(継続中)
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企画展「杉浦日向子の視点 ~江戸へようこそ~」
江戸風俗研究家や漫画家、文筆家などと様々な肩書を持ち、NHK「コメディーお江戸でござる」でもおなじみの杉浦日向子さんは、ときに「江戸からの旅人・タイムトラベラー」などと評されることがあります。亡くなられて今年で13年。ご存命であれば還暦を迎えていました。 今回の展示では、出版された多くの書籍や映画化された作品などを通し、江戸の研究や江戸への思いを杉浦さん自身の言葉から感じてもらうとともに、杉浦さんの視点で江戸を紹介します。 料金>常設展示室観覧料/大人400円、小中学生50円 詳細>https://www.kcf.or.jp/fukagawa/kikaku/
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~17時00分
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VR作品 「 風神雷神図のウラ-夏秋草図に秘めた想い-」
風神雷神図には、“ウラ” があった。 酒井抱一の最高傑作「夏秋草図屏風」に秘められた想いとは。屏風のオモテとウラの秘密を探る。 自然に翻弄され、雨に濡れ風に揺れる繊細な草花。 風の音すら聴こえるような一瞬を切り取った「夏秋草図屏風」を描いたのは、江戸時代後期に活躍した絵師、酒井抱一。大名家の御曹司として生まれた抱一は、絵画だけでなく俳諧の世界にもその名を残した趣味人でした。 抱一晩年の最高傑作である「夏秋草図屏風」は、実はある屏風の“ウラ”に描くよう依頼された作品であることをご存じでしょうか。その屏風とは、抱一が長年憧れを抱き、自らの絵画制作の師と仰いだ名匠の手によるものでした。抱一はどのような想いを込めて、その裏側に「夏秋草図屏風」を描いたのか。バーチャルリアリティならではの視点で、オモテとウラの関係性に隠された秘密を探ります。 会場>東洋館-TNM&TOPPAN ミュージアムシアター 詳細>http://www.toppan-vr.jp/mt/
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~22時00分
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新・北斎展 HOKUSAI UPDATED
北斎の代表作としては、国際的にも“Great Wave”と称されて名高い「神奈川沖浪裏」を含む、「冨嶽三十六景」シリーズ、19世紀のヨーロッパにおけるジャポニスムの流行の契機となった『北斎漫画』などが一般的に知られていますが、これらは、約70年に及ぶ北斎の画業のほんの一端にすぎません。 本展では、北斎の最初期、勝川派の絵師として活動した春朗期(20~35歳頃)、勝川派を離れて浮世絵画派とは一線を画した作画活動を行った宗理期(36~46歳頃)、読本の挿絵に傾注した葛飾北斎期(46~50歳頃)、多彩な絵手本を手掛けた戴斗期(51~60歳頃)、錦絵の揃物を多く制作した為一期(61~74歳頃)、自由な発想と表現による肉筆画に専念した画狂老人卍期(75~90歳頃)と、その壮大な画業を通覧。国内外の名品、近年発見された作品、初公開作品を通じて、真の北斎に迫ります。 料金>一般 1,600円 / 高・大生 1,300円 / 小・中学生 600円 詳細>https://hokusai2019.jp/
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(継続中)
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展覧会:北斎アニマルズ
動物は絵画の不朽のモチーフであり、北斎も多くの作品を残しています。その表現方法も、描かれる対象の性格を捉え、癒されるようなかわいらしい表現から、写実的な画法による思いもよらない個性的な表現まで多岐に渡ります。北斎の動物には、繊細な表情を伝えるような特徴的な目で描かれたものもあります。 本展では、北斎とその門人の描いた動物や、玩具や道具としてデザイン化された動物、物語や伝記などの文脈と共に描かれた動物や、空想の生き物など、絵画の中のさまざまな動物を紹介します。 料金>一般 1,000円 / 高校生・大学生 700円 / 中学生 300円 / 65歳以上 700円 / 詳細>http://hokusai-museum.jp/
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(継続中)
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河鍋暁斎 その手に描けぬものなし
多様な分野で活躍した画鬼・河鍋暁斎。 その画業については、長らく風刺画や妖怪画などに焦点が当てられてきました。しかし近年の研究により、駿河台狩野家の伝統を受け継ぐ筆法と、独特な感性をもとに活躍の場を広げていった姿が明らかになりつつあります。本展では、幕末・明治の動乱期に独自の道を切り開いた暁斎の足跡を展望するとともに、先人たちの作品と真摯に向き合った暁斎の作画活動の一端を浮き彫りにします。 料金>一般 1,300円 / 大学・高校生 1,000円 詳細>http://suntory.jp/SMA/
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(継続中)
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奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド
本展は、1970年に刊行された美術史家・辻惟雄による『奇想の系譜』に基づく、江戸時代の「奇想の絵画」の決定版です。岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳に、白隠慧鶴、鈴木其一を加えた8人の代表作を一堂に会し、重要文化財を多数含む展示を予定しています。豊かな想像力、奇想天外な発想にみちた江戸絵画の魅力を紹介。現代の目を通した新しい「奇想の系譜」を発信します。 料金>一般 1,600円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1,000円 / 中学生以下 無料 詳細>https://kisou2019.jp/
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(継続中)
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春の江戸絵画まつり へそまがり日本美術 禅画からヘタウマまで
私たちの感性には複雑、かつへんてこな一面があります。決して「きれい」とは言えないものになぜか魅力を感じたり、完璧ではない、不恰好なものや不完全なものに強く心惹かれたりしたことが、誰にでもあるはずです。 本展は、そんな「へそまがりな感性」に注目しながら、日本の美術史を改めて眺める試みです。 寒山拾得のように不可解さで引きつける禅画から、あえて朴訥に描くことを率直な心の表現とする南画、あるいは立派なものを否定し、飛び越える痛快さを教えてくれる江戸時代の禅僧・仙厓の絵、そして過激なまでの破壊力を持った現代のヘタウマ漫画まで……。 日本美術史上に点在する「へそまがりな感性」の所産を通じて、ありきたりの美術史観とは異なる、日本美術の新たな味わい方・楽しみ方が見えてくるはずです。 入館料》一般 700(560)円 / 高校生・大学生 350(280)円 / 小学生・中学生 150(120)円 詳細≫http://fam-exhibition.com/hesoten/
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(継続中)
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特集展示「桜 ― 隅田堤から墨堤へ ―」
かつて、向島を洪水から守るため隅田川に築かれた堤は、「大堤〈おおづつみ〉」と呼ばれました。浮世絵などでは、「隅田堤〈すみだづつみ〉」との名称で表されることが多く、その後、桜の名所として著名になるに従い、「墨堤〈ぼくてい〉」と呼ばれるようになりました。 隅田川の堤への本格的植桜は享保2年(1717年)八代将軍吉宗が御成りをする際に、吉宗が命じたか、無聊を慰めるために村人たちの手によって植えられました。このときは木母寺から隅田村の境までの植桜でしたが、少しずつ南に延び、江戸時代末期には小梅村の水戸藩邸付近まで桜並木が続いていました。 今回の特集展示では、堤の植桜とそれを表す名称の変化を、当館が所蔵する隅田川の桜の浮世絵を中心に、絵図や写真資料を交え紹介していきます。 入館料》個人100円、団体(20人以上)は80円、中学生以下無料 詳細》https://www.city.sumida.lg.jp/sisetu_info/siryou/kyoudobunka/info/2019sakura.html
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