予定表 -詳細情報-
件名 | 時代を映す錦絵ー浮世絵師が描いた幕末・明治ー |
開始日時 | 2025年 3月 25日 (火曜日) 9時30分 (GMT+09:00) |
終了日時 | 2025年 5月 6日 (火曜日) 17時00分 (GMT+09:00) |
場所 | 国立歴史民俗博物館 企画展示室A・B 〒285-8502 千葉県佐倉市城内町 117 |
連絡先 | TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル) |
詳細 | 概要 江戸時代後期に成立した多色摺(たしょくずり)浮世絵版画である錦絵は、役者絵や美人画、名所絵などで高度な表現を成し遂げ、日本美術を代表するものとして世界的に認知されています。一方、錦絵は江戸市中に無数に存在する絵双紙屋(えぞうしや)を通して販売されるという流通形態も与(あずか)って、世の中の出来事や流行を伝えるメディアとしての役割も果たしました。 このメディアとしての性格は江戸時代末期に急速に強まっていきます。とくに天保の改革を機に風刺画のジャンルが成立してからは、世相を題材とした錦絵の中には、役者絵や美人画など既成のジャンルをしのぐヒット作も出てきます。 本展では、江戸時代末期から明治初期にかけての、戊辰戦争(ぼしんせんそう)などの戦争や動乱、大地震、疫病の流行、多くの人々を集めた寺社の開帳や見世物、あるいは人々を熱狂させた流行現象など、激動する時代の諸相を描いた錦絵を、その歴史資料的側面に光を当てて展示します。 江戸時代中・後期に行われた出版統制令は、幕府や大名家に関する話題や政治的出来事を主題にしたものを出版することを禁じていたので、規制をかいくぐるための表現も多彩に発展します。世相を題材とした錦絵を時代順や画題ごとに展示するだけでなく、既存の画題を隠れ蓑としながら、いかに人々に情報を伝えたのかについても紹介します。 本展のみどころ 「源頼光公館土蜘作妖怪図」をはじめ、あの歌川国芳、河鍋暁斎、三代歌川広重も描いた風刺画も登場! 写楽や歌麿だけが錦絵じゃない!マニアックな錦絵が勢ぞろい! 1点ずつ解説つきの風刺画の展示は歴博ならでは 民衆の中に息づき、爆発的な広がりをみせた時事錦絵を通し、江戸時代末期以降のリアルな流行現象、民俗、文化、人々の関心事を総覧「夏の夜虫合戦」など歴史的な出来事になぞらえた、なぞ解き絵のような風刺画より、ユーモラスに明るく出来事をとらえる大衆文化をみる明治のはじめ、人々が動物に熱狂! この世相を写したユニークなウサギをネタにした錦絵「かつぽれかへうた」も紹介。 観覧料 > 一般1000円/大学生500円/高校生以下は入館無料 公式サイト > https://www.rekihaku.ac.jp/event/2025_exhibitions_kikaku_nishiki.html |
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投稿者 | sibugaki |
レコード表示 | 公開 |
繰り返し | |
最終更新日 | 2025年 3月 25日 (火曜日) |
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