予定表 -詳細情報-
件名 | コレクション展「鴎外の『意地』のはなし―歴史小説『阿部一族』を中心に」 |
開始日時 | 2024年 7月 5日 (金曜日) 9時00分 (GMT+09:00) |
終了日時 | 2024年 9月 5日 (木曜日) 17時00分 (GMT+09:00) |
場所 | 文京区立森鴎外記念館 東京都文京区千駄木1-23-4 |
連絡先 | 03-3824-5511 |
詳細 | 観覧料> 一般300円(20名以上の団体:240円) ・中学生以下無料、障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料 公式サイト> https://moriogai-kinenkan.jp/ 概要> 森鴎外が歴史小説の執筆を始めたのは、大正元年9月13日、明治天皇大葬の日に陸軍大将・乃木希典が殉死したことがきっかけです。わずか5日後、初めての歴史小説『興津弥五右衛門の遺書』を書き終え、続けて『阿部一族』『佐橋甚五郎』を執筆しました。同2年、この三作品を収録した初めての歴史小説集『意地』(籾山書店)を刊行します。既に文学者として豊熟期を迎えていた鴎外ですが、「観察」「時代の背景」「心理描写」に重点を置き、「新らしき意味に於ける歴史小説」(鴎外『意地広告文』)を試みました。 『興津弥五右衛門の遺書』『阿部一族』では細川氏(熊本藩主)や家臣、『佐橋甚五郎』には徳川家康と家臣が登場し、それぞれが抱える意地を描いています。鴎外は歴史に埋もれた逸話を小説に蘇らせることで、自らが生きる時代や社会と向き合いました。 大正時代の鴎外が執筆した江戸時代の物語を、現代の私たちが読むことで何が見えてくるでしょうか。館蔵資料や作品を読んだ文学者たちの言葉などをとおして、鴎外の『意地』のはなしの入り口へとご案内します。 |
カテゴリー | 人物 |
投稿者 | sibugaki |
レコード表示 | 公開 |
繰り返し | |
最終更新日 | 2024年 7月 30日 (火曜日) |