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開館記念展「皇室のみやび―受け継ぐ美―」
本展は、今年11月に開館30年を迎える三の丸尚蔵館が、令和という新たな時代に、装いを新たに「皇居三の丸尚蔵館」として開館することを記念して開催するものです。 約8か月にわたって開催する本展では、「皇室のみやび」をテーマに、 当館を代表する多種多彩な収蔵品を4期に分けて展示します。 これらは、いずれも皇室に受け継がれてきた貴重な品々ばかりです。 長い歴史と伝統の中で培われてきた皇室と文化の関わり、 そしてその美に触れていただければ幸いです。
観覧料 >一般1,000円、大学生500円
公式サイト>https://pr-shozokan.nich.go.jp/miyabi/
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展覧会 > 失われゆく昭和の仕事 −戦中・戦後の街頭風景−
概要 昭和館では、毎年さまざまなテーマで所蔵写真を紹介する写真展を開催しています。今回は「失われゆく昭和の仕事−戦中・戦後の街頭風景−」と題して、今では見かけることの少なくなった昭和の仕事を紹介します。 昭和の時代は生活や価値観が大きく変化しました。技術革新の進行や流行の移り変わりも著しく、多種多様な仕事が生まれては衰退し、街頭から消えてゆきました。 当時を知る方にとっては懐かしく、知らない方にとっては新鮮にご覧いただければ幸いです。
観覧料 無料(常設展示室は有料) 公式サイト https://www.showakan.go.jp/photo/
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企画展「静慮と奔走の三年間」
概要 元治元(1864)年11月、神戸海軍操練所の運営にまい進していた勝海舟は軍艦奉行を罷免され、約1年7ヶ月の間、鳴りを潜めて再起の時を待ちました。慶応2(1866)年5月に復帰しますが、既に幕府の衰勢は明らかで、世の中には倒幕の機運が芽生えつつありました。 「江戸無血開城」より前の3年間、内憂外患の前に苦闘する海舟は何を考え、行ったのか。新収蔵資料を交えながら特集します。
観覧料 一般300円、小中学生100円 (各種割引有り) 公式サイト https://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/hakubutsukan/katsu_kinenkan/event/exhibition.html
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(継続中)
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"江戸東京博物館コレクション〜江戸東京のくらしと乗り物〜 "
観覧料 江戸東京たてもの園観覧料でご覧になれます。 〈観覧料〉 ・一般 400円 65歳以上の方 200円 ・大学生(専修・各種含む)320円・高校生・中学生(都外)200円 公式サイト https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/s-exhibition/outside/38135/edotokyo-collection-2024/ 概要 江戸東京博物館コレクション 〜江戸東京のくらしと乗り物〜都市にはさまざまな乗り物が活躍しています。加えて時代によっても車種は独特でした。乗り物は都市の時代相を表現していると言ってもよいでしょう。 では、乗車している人はどうでしょうか。時代が遡ればのぼるほど、身分・階層が限定されます。このことの法制すら存在しています。また乗り物の運行にともない、動力となる奉仕者も存在しました。無論、乗り物を制作する職人もいました。乗り物に注目すると都市に暮らすさまざまな人々の営みが浮かびあがってきます。 江戸東京博物館が所蔵する乗り物資料から、都市のなかの一断面を切り取ってみました。郊外にまで延びた電車やバスを利用する私たちですが、交通手段のなかにも探るべき歴史があることを感じていただければと思います。
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小石川御殿から江戸城へ 新収「服部家資料」の紹介
観覧料 一般 100円 中学生以下・65歳以上無料 公式サイト https://www.city.bunkyo.lg.jp/bunka/kanko/spot/museum/rekishikan 概要 文京ふるさと歴史館では、令和6年度ミニ企画の第一弾として、「小石川御殿から江戸城へ 新収「服部家資料」の紹介」を開催しています。 令和3年に寄贈を受けた服部家資料は、江戸幕府に仕えた御家人の家の資料です。服部家の先祖は、もともとは小石川御殿(現在の東京大学理学系大学院附属小石川植物園)で桂昌院につかえていましたが、桂昌院の子、徳川綱吉が5代将軍に就任するにあたって、桂昌院にしたがって江戸城に職場を移し、江戸城で働くことになりました。 ミニ企画では、歴史館に寄贈された資料の一部を展示し、服部家について紹介しています。
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(継続中)
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展覧会 「洛中洛外図屛風 舟木本」
概要> 本VR作品では、東京国立博物館が所蔵する岩佐又兵衛筆の国宝「洛中洛外図屛風(舟木本)」から、約400年前の京都の文化と生活様式を読み解き、細やかに描き込まれた生命力溢れる人々の姿に迫ります。画面の右から左に視線を移すにつれて、春から夏への移り変わりを描く屛風の特徴を紹介するとともに、豊臣秀吉を祀る豊国廟での花見、鴨川での田植え、京都の夏の風物詩である祇園祭の様子が、精緻なVR映像とナビゲーターの解説により表情豊かに現代によみがえります。 本VR作品は、2010年の初演以来、お客様からの声に応え、再演を重ねてきました。2018年の2夜限定の上演イベントでは全席完売するなど、長年に渡り好評を博しています。 今回の再演にあたり、一日の上演回数を増やし、お客さまの鑑賞機会の拡大を図ります。加えて、東京国立博物館の監修を受け、TOPPANが制作した原寸大の高品位複製屛風を、上演期間中、シアターの前室に展示。VR作品と複製屛風を比較して、国宝「洛中洛外図屛風(舟木本)」を楽しむことができます。
観覧料> 高校生以上 500円 小学生・中学生 200円 公式サイト>https://www.toppan-vr.jp/mt/
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(継続中)
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鍋島と金襴手―繰り返しの美―展
概要 整然と器面に続いていく文様。器種や時を越えて何度も出現する図様。江戸時代に佐賀で作られた鍋島焼や金襴手(きんらんで)様式の伊万里焼のデザインの中には、「繰り返し」の手法が見られます。 鍋島焼は、佐賀鍋島藩から徳川将軍への献上を目的に創出されたやきもの。佐賀・伊万里の大川内山(おおかわちやま)の藩窯にて製作されたもので、17世紀末期には様式が確立されました。洗練されたデザインが数多見られ、唐花文や更紗文、桃文などを繰り返して連続させた構図もそのひとつ。同じ図様が時代を越え、踏み返されることも珍しくありません。 一方の伊万里焼の金襴手も、17世紀末期に成立した様式。佐賀・有田の民窯で焼造され、国内外で人気を博しました。様々な文様を組み合わせた緻密な構成が特色であり、皿と猪口などと器種をまたいであらわされる、定番の唐草文や幾何学文が見られます。色違いで表現される図様は、染付で骨格を描き上絵で彩色する、染錦(そめにしき)ならではの楽しさがあると言えるでしょう。 藩の献上および贈答品であった鍋島焼と、国内外で需要された伊万里焼という性格の違いはありますが、同時代に成立した両様式の中には、「繰り返し」という共通したデザインの方向性が認められます。約80点が織りなす、「繰り返し」の美をご堪能ください。
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特別展 「しりあがりさんとタイムトラブル 江戸×東京」
概要 パッケージデザインや広告宣伝などを担当する傍ら、マンガ家としてデビューし、白土三平の作品のパロディーやサラリーマンの生活を描いたギャグマンガ、新聞連載の社会派4コママンガ、不条理マンガなど様々なジャンルの作品を制作してきたしりあがり寿氏。2018年・2021年には江戸時代浮世絵の巨匠である葛飾北斎筆『冨嶽三十六景』(1830-32年頃)をパロディーにした『ちょっと可笑しなほぼ三十六景』他、「しりあがり流に解釈した北斎ワールド」で注目を集めました。 本展ではこれまで発表した北斎のパロディー作品を展示します。また日比谷図書文化館特別研究室所蔵の歌川広重筆『名所江戸百景』(1856年)などを基に千代田区の風景を描いた新作をお見せします。浮世絵において最大のライバルとされた北斎と広重が描いた江戸時代の風景に、しりあがり寿氏が描きこんだ現代の文物や人々のタイムトラブルを見て、クスッと笑いながらタイムトラベル(時間旅行)を楽しめる展覧会です。
観覧料 一般500円、大学・高校生300円(千代田区民・中学生以下、障害者手帳などをお持ちの方および付き添いの方1名は無料)※住所が確認できるもの、学生証、障害者手帳などをお持ちください。 公式サイト https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/information/20240320-hibiyaexhibition_time-trouble/
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(継続中)
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(件名なし)
概要 江戸時代は庶民も本を読むことができるようになった時代でした。それまで権力者のもとで行ってきた出版を江戸時代初期に民間で担い始めると、次第に庶民向けの本が出版されます。港区域でも芝神明町(現在の芝大門一丁目)などに学問的な本を取り扱う書物問屋や娯楽目的の本を取り扱う地本問屋ができました。 流通した本は多様で、文字を学ぶ教科書の役割をした本をはじめ、生活に必要な実用書や専門書、名所の案内書、大衆向けの小説などが刊行されました。また、入手が難しい本などは筆写され、写本で広まったものもあります。 展示では当館の収蔵資料の中から、江戸時代に刊行、筆写された本を紹介し、当時の人びとの営みをひもときます。
観覧料 大人 200円 小・中・高校生 100円 公式サイト https://www.minato-rekishi.com/exhibition/edo-book.html https://artscape.jp/exhibitions/12767/
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展覧会 > 殿さまのスケッチブック
概要 日本の博物学は、中国の薬学・博物学である「本草学」の影響を受けて発達し、18世紀には「博物趣味」に熱中する大名が多く現れました。その先駆けの一人が細川家熊本藩6代藩主の重賢(しげかた、1720〜85)です。重賢は、熊本藩の藩政改革や産業奨励、藩校時習館、医学校再春館、薬草園蕃滋園の設立などを行って「肥後の鳳凰」と称される一方、動物、昆虫、植物などに強い関心を示しました。参勤交代の途次では植物採集にいそしみ、精緻な博物図譜を作らせています。図譜に掲載された多様なスケッチは驚くほど細かく描き込まれており、自然に対するひたむきな情熱と好奇心が感じられます。 永青文庫では1991年に「殿様の博物学」展を開催し、所蔵する図譜を多く公開しましたが、本展はそれ以来33年ぶりとなります。細川家の殿さまが見た「リアル」が写された「殿さまのスケッチブック」をご覧ください。
観覧料 一般/1000円 シニア(70歳以上)/800円 大学・高校生/500円
公式サイト https://www.eiseibunko.com/
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(継続中)
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江戸東京博物館コレクションより 「どうぶつ百景」
観覧料 一般 1,300円 高校・大学生 1,100円 中学生以下 無料 公式サイト https://www.ejrcf.or.jp/gallery/ 概要 江戸幕府創設から400年。過去において、動物と人との関係はもっと縁の深いもので、その姿はさまざまに表現されてきました。将軍の都から帝都へ、人々は動物とどうかかわってきたのでしょうか。江戸東京博物館の61万点にも及ぶ膨大なコレクションのなかから、その特徴的な姿や形を章ごとに紹介します。2022年パリ日本文化会館で好評を得た展示の内容をさらに拡充させた展覧会です。
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(継続中)
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初夏の六義園〜大名庭園でさつきと和のあじさいを楽しむ〜
六義園には約200株のサツキと約15種1,000株のアジサイがあり、これから迎える見ごろにあわせて、「初夏の六義園〜大名庭園でさつきと和のあじさいを楽しむ〜」を開催いたします。解説パネルの展示や、「あじさい六義園」(リーフレット)の配布、「職員によるあじさい特別ガイド」などを行います。 六義園のアジサイは日本古来のアジサイ(ヤマアジサイ)を中心に、江戸時代から知られている古品種を中心に見ることが出来ます。この「和のあじさい」は西洋アジサイの手まり咲きの形とは異なり、額咲きの、繊細で優美な花が特徴的です。
【入園料 】一般 300円 65歳以上 150円 (小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
【詳細】 https://www.tokyo-park.or.jp/park/rikugien/news/2024/park_info_5.html
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(継続中)
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犬派?猫派? —俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃まで—
概要 本展覧会にて初公開となる《洋犬・遊女図?風》(個人蔵)は、当時、日本では珍しかった洋犬を描く貴重な作品です。 琳派の祖・俵屋宗達《犬図》(個人蔵)には、振り返る子犬が水墨によって愛らしく表されています。伊藤若冲《狗子図》(個人蔵)では白と黒の2匹の子犬の対比が目を引き、長沢芦雪《菊花子犬図》(個人蔵)には、何とも可愛い子犬たちが表情豊かに描かれています。一方、猫を描いた名作といえば、近代京都画壇を牽引した竹内栖鳳による《班猫》【重要文化財】。静岡の沼津で偶然出会った猫に惹かれた栖鳳は、丹念な観察と写生を通して作品を完成させました。また、サインの代わりに猫を描くこともあるという藤田嗣治による《Y夫人の肖像》(株式会社三井住友銀行)は、女性と4匹の猫を描いた魅力的な作品です。さらに、現在活躍中の山口晃による《捕鶴圖》は、擬人化された猫たちの個性までも描き出しています。 本展では、江戸時代から現代まで、犬と猫を題材としたバラエティに富む作品が一堂に会します。併せて、身近な動物を描いた優品もご紹介します。愛らしい犬と猫たちが皆さまのご来館をお待ちしています。
観覧料 一般1400円(1200円)、大学生・高校生1100円(1000円)、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です) " 公式サイト https://www.yamatane-museum.jp/exh/2024/dogcat.html
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展覧会 「SHO(笑)TIME! 戯画展」
概要> 幕末の浮世絵師・歌川広景の《江戸名所道外尽》(全50図)をご紹介します。本シリーズに描かれているのは、江戸の街角で繰り広げられるドタバタ劇。
衝撃ハプニングの一瞬、ダイナミックなズッコケポーズ、超お下品ネタなど、ハチャメチャな笑いが画面上に炸裂!陽気でカオスに満ちた広景ワールドをお楽しみください。
観覧料> 一般500円(高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料) 公式サイト>https://ukiyo-e.gallery/
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(継続中)
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展覧会 武者の記憶-水辺の武士とその伝承-
概要> 東京低地は、江東五区(墨田区・江東区・足立区・葛飾区・江戸川区)を中心とした東京都東部と埼玉県、千葉県の一部の地域で構成され、隅田川、中川、荒川、 江戸川などの河川が集中する地帯です。 江戸時代以 前の墨田区は、南部に海岸線が入り込み、河川の河口に形成された徹高地 (砂州) が点在する水辺の景観が広がっていました。長い歴史のなかで、河川は改修され、微高地は排水路を作って開発され、生活空間は拡大し、現在のような地理環境になりました。こうした低地に暮らす人々の生活は、水と密接な関わりを持っていたといえるでしょう。 かつて、墨田区域に拠点を持った武士、江戸重長や葛西清重はこの低地に生きた人間たちです。 彼らは源頼朝の鎌倉入りにあたっては、その地の利を活かして隅田川渡河を助け、初期鎌倉幕府の基礎を支えました。 本展示では、低地に生きた武士たちの活動とともに、現在の私たちが暮らす地域に残された彼らの痕跡を紹介します。
観覧料> 個人100円、団体(20人以上)1人80円、中学生以下と、身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と介助の方は無料。 公式サイト> https://www.city.sumida.lg.jp/sisetu_info/siryou/kyoudobunka/index.html
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特集展示「1739年フランス エリザベート王女結婚披露宴図説の花火と隅田川花火」
概要> 1739年フランスのエリザベート王女とスペインのドン・フィリップ王子の結婚披露宴が行われ、夜にフランスセーヌ川で盛大な花火が行われました。この様子は、「祭典書」と呼ばれる祝意を表した出版物として印刷され、関係者に配られています。西欧の花火はキリスト教の教義の説明や王の即位式などで打ち上げられることによって発展していきます。 これと比べて、日本の花火は民間色の強いもので、17世紀後半の隅田川では武士も町人も手持ちの噴出し花火を楽しんでいました。以降は国内で独自の発展を遂げ、18世紀中ごろには武士の狼煙技術から、打上花火が開発されます。江戸幕府は隅田川での打上花火を禁止していましたが、19世紀後半には現在の花火大会のルーツとなるイベント型の花火が始まります。 今回の展示では、隅田川花火と西欧花火との比較と通じて、その歴史と文化的特徴について考えていきます。
観覧料> 個人100円、団体(20人以上)1人80円、中学生以下と、身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と介助の方は無料。 公式サイト> https://www.city.sumida.lg.jp/sisetu_info/siryou/kyoudobunka/info/2024hanbi.html
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見てヨシ、推してヨシ、あおいでヨシ! 国芳の団扇絵 ―猫と歌舞伎とチャキチャキ娘
概要 歌川国芳(1797〜1861)は多彩なジャンルで活躍し、現代人にも人気の浮世絵師です。これまでさまざまに紹介されてきましたが、本展では史上初めて、国芳の団扇絵だけをご覧いただきます。 団扇は、江戸っ子にとって夏の暑さをしのぐための必需品でしたが、同時にデザインを楽しむお洒落のアイテムでもあり、また歌舞伎ファンにとっては大事な推し活グッズでもありました。この団扇を作るための浮世絵、すなわち団扇絵も実は人気が高く、国芳も積極的に手がけていたのです。消耗品であることから現存数が少ないなか、本展では初展示作品、約100点を含む220点をご紹介します。目にも楽しく涼しげな、そして知られざる国芳団扇絵の世界を存分にお楽しみください。
観覧料 一般:1000円 大高生:700円 中学生(15歳)以下無料 公式サイト http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/
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(継続中)
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展覧会 「歌と物語の絵」
概要> 古来、語り読み継がれてきた物語は、古くから絵巻物など絵画と深い関係にありました。和歌もまた、三十一文字の世界が絵画化されたり、絵に接した感興から歌が詠まれたりと、絵画との相互の刺激から表現が高められてきました。
物語絵や歌絵の特徴のひとつは、精細な描写と典雅な色彩。宮廷や社寺の一級の絵師が貴人の美意識に寄り添い追求した「やまと絵」の様式を継承することでしょう。そして、ストーリーに流れる時間を表すかのような巻物、特別な場面を抽出してドラマティックに描き出す屏風など、長大な画面にさまざまな表現が生まれました。古典文学は、後世の人々が自分自身に引き寄せて味わうことで、読み継がれ輝き続けてきました。それに基づく絵画もまた同様です。
本展では、近世の人々の気分を映し出す物語絵と歌絵を、館蔵の住友コレクションから選りすぐってご紹介します。雅やかで華麗、時にちょっとユーモラスな世界をお楽しみください。
観覧料 >一般1,000円 高大生600円 中学生以下無料 公式サイト>https://sen-oku.or.jp/tokyo/
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〜17時00分
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日枝神社 山王祭 今年はかげまつりの年にあたり、メインの「神幸祭」や「下町連合渡御」は行われません
場所>日枝神社 千代田区・新宿区・中央区・港区の氏子エリア72ヶ町(神輿20基) 【江戸時代は山車45本、神輿3基、160ヶ町】
由来>江戸時代、徳川幕府の総鎮守として、祭りの行列を江戸城内に入れることを許された江戸一番の規模を誇った山王祭。隔年毎の本祭は末社八坂神社の祇園祭に始まり、数々の行事を経て、2基の鳳輦と1基の宮神輿を中心にした神幸祭の大行列が見せ場。 地名>江戸時代、このあたり一帯は武家地で、馬場のあった道筋に永田姓の旗本屋敷が並んでいたため「永田馬場」と呼ばれていたことがこの町名の由来。
連絡先> http://tenkamatsuri.jp/index.html 03-3581-2472
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(継続中)
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展覧会 文豪×演劇―エンパクコレクションにみる近代文学と演劇の世界
概要> 文学と演劇、この異なるジャンルの芸術は実は古くからとても深い関係にあります。文字に書かれた物語が演劇として摂取され上演され、また上演された舞台は文字として残され広まるなど、両者は想像力を共有しながら豊かな世界を作りあげてきました。
坪内逍遙、森鴎外、夏目漱石、泉鏡花、谷崎潤一郎、菊池寛、岡本かの子、川端康成 、円地文子、安部公房、三島由紀夫など近代の著名な作家達も、演劇と様々な形で関わってきました。流行した舞台芸術や芸能を愛好し自作に取り入れる作家もいれば、積極的に劇界と関わり、劇作を手掛ける作家も多数いました。
文学作品が舞台化され、映画や歌謡曲に取り入れられたりするなどメディアミックスも盛んに行われており、文学と演劇という領域の重なりは広く、また多岐に渡っています。
演劇博物館創設者の坪内逍遙は、近代文学の成立と近代演劇の発展に大きな功績を果たした人物であり、文学と演劇というふたつの領域を架橋する存在です。逍遙が作りあげた演劇博物館所蔵の資料から、近代文学と演劇の多様な関わりについて紹介したいと思います。
観覧料> 無料 公式サイト>https://enpaku.w.waseda.jp/ex/18657/
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