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2014年 7月 9日(水)
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 (継続中)
超絶技巧!「明治工芸の粋」展
本展では、京都・清水三年坂美術館の所蔵品のうち、
並河靖之らの七宝、正阿弥勝義らの金工、柴田是真・白山松哉らの漆工、旭玉山・安藤緑山らの牙彫をはじめ、驚くべき技巧がこらされた薩摩や印籠、刺繍絵画など、
選りすぐりの百数十点を初めて一堂に展観します。

http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html


 
 (継続中)
企画展 吉原細見の世界
江戸幕府公認の遊郭を抱えた吉原のガイド本として使われた「吉原細見(よしわらさいけん)」を紹介する企画展。
吉原細見は、遊女屋や茶店、書店などが一軒ずつ書き込まれた地図で、入り口の「大門(おおもん)」や、帰る客が後ろ髪を引かれて振り返ったとされる「見返り柳」も記されている。遊女は店ごとに格付け順に載り、「紋日(もんぴ)」と呼ばれる正月などの特別料金日も案内されている。当初の細見は一枚絵だったが、後に喜多川歌麿の版元として知られた蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)が手がける冊子体が登場した。
発行も春と秋の年二回になる。見返しに著名人が序文を寄せていることも多い。

企画展では、図書館が所蔵する約三十点の細見原本のうち一八〇〇年代の十点のほか、
本草学者の平賀源内が「福内鬼外(ふくちきがい)」の名で書いた「細見嗚呼御江戸(さいけんああおえど)」
(一七七四年)の序文や、関連書籍などを展示。細見を元に起こし絵で立体化した模型もあり、大門から店が連なる雰囲気が感じ取れる。



 
 (継続中)
特別展「大相撲と江東」
古来から神事、娯楽や競技として現在に至るまで、
さまざまな伝統を継承している相撲。
江東区には、江戸勧進相撲発祥の地として有名な富岡八幡宮など、江戸時代から現在につながる相撲関連の史跡や文化が数多く遺されている。今回の特別展「大相撲と江東」は、相撲の歴史・区内に残る相撲の史跡、
相撲に関わる職人の仕事、江東区ゆかりの力士・時代を代表する力士など、さまざまな角度から焦点を当て、パネル等で展示。また、江東区名誉区民であり相撲界に大きな足跡を残した「昭和の大横綱・大鵬」の偉業、さらに大嶽部屋(前・大鵬部屋)をはじめ、区内に7か所ある相撲部屋なども紹介。

http://www.kcf.or.jp/


 
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江戸へようこそ! 浮世絵に描かれた子どもたち
浮世絵には、子どもをめぐる江戸文化のあり方を伝えてくれる作品が少なくない。
美人画、役者絵、風景画を代表的主題として認識することの多い浮世絵が、子どもを題材とした浮世絵もまた重要な分野であり、大きな需要があったことは特筆。
親は子を宝として守り育て、ふれあいを大切にし、心づくしの玩具や屋内外での遊びの機会を与えた。
一方で、寺子屋での学習や諸芸の稽古事にも熱心で、江戸の子どもたちは十分な教育を受けていた。
注目すべきことは、これらの子どもを巡る光景がありきたりの日常であったにも関わらず、絵の主題となり
それを購買する人が多くいた。幕末・明治期に来日した多くの外国人が、日本の子どもが非常に大切にされ、
幸福そうにしていることを印象深く書き残し、日本を「子どものパラダイス」とさえ評している。子どもたちを無条件に愛し、守るべき愛らしい存在として描いてきた浮世絵は、美術的価値ばかりでなく、親が子どもを守り育てる本来のあり方を示してくれている。
本展覧会では、I子どもへの愛情、II子どもの成長を願う、III江戸は教育熱心、IV 遊び好き・いたずら好き、
V キッズ大行進―やつし絵・見立絵―、VI 子どもの好きなお話、という6つのコーナーに分け、
公文教育研究会所蔵の子ども浮世絵コレクションを中心に約300点を展示。

 

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