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2013年 8月 27日(火)
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 (継続中)
企画展「江戸と文芸」「風景漫画家沖山潤の描く 芭蕉の深川」
徳川家康が江戸に幕府を開いてから今年で410年。
享保期には世界最大の100万都市として繁栄し、庶民の文化も次第に開花、宝暦から天明、そして文化・文政期には成熟期を迎える。
「江戸と文芸」展では、芭蕉を始め近世の俳人・歌人・狂歌師・作家・浮世絵師などの93点の資料から、江戸という地域での文人の交流を取り上げる。「風景漫画家沖山潤の描く『深川の芭蕉』」では、
都営新宿線森下駅柵面路グラフィックとして制作された「森下駅芭蕉の顔いろいろ」、海辺橋の川沿いにある「芭蕉俳句の散歩道」などの新作を含め30作品が並ぶ。今も深川に息づく「芭蕉の町」にこだわった沖山ワールドをご堪能できる。

 
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谷中圓朝まつり
怪談、人情話を得意とした(故)三遊亭圓朝を偲び、墓所のある全生庵を会場として開催。住職による法要の後、落語が奉納。また、圓朝が怪談創作の参考に収集した幽霊画を一般に公開拝観料 500円)
8月17日(土曜日)には、圓朝寄席が行われる。


 
 (継続中)
浮世絵 Floating World−珠玉の斎藤コレクション
浮世絵はどの時代においても、最先端の風俗を好奇心の赴くまま新奇な趣向に彩って描いてきた。
幕末から明治にかけて激動の時代、浮世絵は時代の鏡としてジャーナリスティックな側面を帯びることになった。海外からの脅威を受けて幕藩体制が崩壊し、新しい国家の成立していくこの時代、横浜絵における開化の風物、ガス灯、洋風建築、鉄道、洋装の美人など新しい風俗が取材された。そんな中で明治9年(1876)から小林清親が東京の名所を描いたシリーズは、夕陽や街灯など時間や状況に応じた光の変化を微妙な陰影によって描き出し「光線画」と呼ばれた。これらの作品は近代化する東京の姿の裏に、江戸へのノスタルジーをにじませている。

 
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「鈴木春信展」〜「浮世絵」春信がずらり34図〜
初期の紅摺絵(べにずりえ)から、錦絵誕生期の作品まで、見立や和歌の世界に題材をとった作品のほか、当時人気の美人を描いたものを含めて34図を紹介。
鈴木春信(1725?〜70)は、明和2年の絵暦交換会で活躍した絵師で、これをきっかけとして浮世絵の主流が多色摺りの錦絵となったことから、錦絵を生み出した絵師とされている。ここでは、版画表現の変革期に大きな役割を果たした春信の作品を紹介。初期作である紅と草を主とした紅摺絵から、色彩豊かになった「風流やつし七小町」シリーズを経て、錦絵誕生以後の色彩豊かな作品までを、見立や和歌の世界に題材をとった作品のほか、当時人気の美人を描いたものを含め展示。
詳細〜http://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=3766

 

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