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2012年 9月 5日(水)
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 (継続中)
渋川春海と江戸時代の暦
日本列島で大きな話題となった金環日食や「金星の太陽面通過」などもあり、今年は天文イヤーと呼ぶにふさわしいイベントが多数ありました。また、これにあわせて天体観測や観測ツアーなどにも多くの方が参加しており、新たに天文学に興味関心を持つ人々が増えております。 江戸時代初期の天文学者渋川春海は、日本独自の暦である「貞享暦」を製作します。当時は月と太陽の運行に基づく太陰太陽暦を採用していたので、「貞享暦」編纂という一大事業は、継続的な天体観測なくしては成立しえないものでした。東京都江戸東京博物館常設展示室では、江戸時代の暦の歴史、なかでも「貞享暦」を中心に取りあげ、暦や天文学などに興味関心を持っている方に向けて関連資料を展示します。

 

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