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2012年 3月 9日(金)
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 (継続中)
東京国立博物館 特集陳列 「江戸時代の地図」
地図をながめながら、見知らぬ土地のありさまやその地への旅を想像した経験のある方は多いでしょう。地図は自分の住む空間を認識する道具であるとともに、未知の世界をうかがう窓口ともなります。
ヨーロッパ諸国との接触が始まり、江戸時代を迎えるとそれまであいまいであった日本列島の姿が次第に正確に捉えられ、世界のありさまも地図を通して知られるようになりました。羊皮紙の「日本航海図(にほんこうかいず)」や中国を経由してもたらされた「坤輿万国全図(こんよばんこくぜんず)」は、この時代の所産です。また、単に情報を記述するだけではなく、わかりやすさや美しさを追及した地図を作る工夫も行われ、印刷文化の発達と相まって庶民に至るまで地図が普及しました。街道沿いを鳥瞰(ちょうかん)した道中図の視点は、現在にもつながっています。
この特集では16世紀末から幕末までに日本で制作されたり、伝わったりした地図を一堂に集め、日本と世界の見方の変遷をたどります


 
 (継続中)
ザ・タワー 〜都市と塔のものがたり〜
東京スカイツリー完成記念特別展
2012年春、隅田川の東岸、押上の地に、新しい塔、東京スカイツリー が完成します。東京という都市に、600メートルを優に超える、新たなランドマークが誕生する記念の年となります。都市に塔があるとき、人は、遠くからその姿を眺め、近寄って足元から見上げ、登り、塔上から風景を見晴らし、そしてその記憶を思い出として残します。この展覧会では、19世紀末から20世紀にかけての3つの都市―パリ・東京・大阪に生まれた塔を中心に、さまざまな「都市と塔のものがたり」を、江戸東京博物館所蔵資料とオルセー美術館をはじめとするフランス国内の貴重なエッフェル塔関連資料などにより、紹介します。


 

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