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2011年 6月 14日(火)
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 (継続中)
企画展「江戸と文芸」「風景漫画家沖山潤の描く 芭蕉の深川」
徳川家康が江戸に幕府を開いてから今年で410年になります。享保期には世界最大の100万都市として繁栄し、
庶民の文化も次第に開花、宝暦から天明、そして文化・文政期には成熟期を迎えます。
「江戸と文芸」展では、芭蕉を始め近世の俳人・歌人・狂歌師・作家・浮世絵師などの93点の資料から、江戸という地域での文人の交流を取り上げます。
「風景漫画家沖山潤の描く『深川の芭蕉』」では、都営新宿線森下駅柵面路グラフィックとして制作された「森下駅芭蕉の顔いろいろ」、海辺橋の川沿いにある「芭蕉俳句の散歩道」などの新作を含め30作品が並びます。
今も深川に息づく「芭蕉の町」にこだわった沖山ワールドをご堪能ください。
大人200円(100円)小中学生50円

 
             
「初夏の六義園〜さつきと和のあじさいを楽しむ〜」
六義園では5月下旬頃からサツキ、6月に入るとアジサイの和品種が見ごろを迎えます。サツキは大泉水(だいせんすい)の周りを鮮やかに彩り、アジサイは15品種約1,000株が可憐に咲き誇ります。季節のうつろいを色とりどりに演出する花々と、さまざまな催しをお楽しみください。
 
             
「没後150年記念 破天荒の浮世絵師、歌川国芳」展
江戸時代後期を代表する浮世絵師、歌川国芳(1797-1861)。幕府の財政が逼迫し世情が不安定だった当時、その閉塞した社会状況を打破するようなパワフルな武者絵やユーモラスな戯画を描いて大衆の喝采を浴びたのが国芳でした。浮世絵といえば、歌麿、写楽、北斎、広重のような江戸情緒あふれる作品を思い浮かべる人が多いでしょう。ところが、国芳は私たちが抱いている浮世絵の常識を覆してくれる破天荒な作品の数々を生み出していたのです。今年は歌川国芳の没後150年にあたります。これを機に開催する本展覧会では、武者絵や妖怪画からなる【前期 豪快なる武者と妖怪】と、戯画や洋風画からなる【後期 遊び心と西洋の風】という二部構成に分け、多岐にわたる国芳作品の魅力を全く異なる二つの角度から紹介いたします。現代もなお私たちを圧倒してやまない「破天荒の浮世絵師」、歌川国芳のパワーを実感し、その芸術世界をご堪能ください。


 
             
紫陽花観賞会
向島百花園では、高さが2mもある「スミダノハナビ」をはじめ、幻のアジサイといわれた「シチダンカ」などの珍しいヤマアジサイ系統の多くの品種をご覧いただけます。アジサイは、色が青から赤紫へ変化するところから「七変化(しちへんげ)」とも呼ばれ、様々な色彩で目を楽しませてくれます。じめじめとした梅雨が続くこの時期は、百花園の彩り豊かなアジサイを眺めて、晴れやかな気持ちになってみてはいかがでしょうか。
 

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