【富士講】享和2年(1802)9月4日 ちかごろ富士講が流行するが、違法行為が多いとして禁止される。
投稿日時 2024-9-10 1:21:55 | トピック: トピックス
| 富士講(ふじこう)は、江戸時代に広まった富士山信仰の一形態で、特に関東地方で盛んに行われた。 富士講の信者たちは、富士山を神聖な山として崇拝し、登山を通じて精神的な浄化や祈願を行なった。 富士山に登ることが難しい人々のために、各地に富士塚と呼ばれる人工の山が築かれ、 地元でも富士山信仰を実践できるようになった。 【江戸七富士】 品川富士(品川神社境内) 千駄ヶ谷富士(鳩森八幡神社境内) 下谷坂本富士(小野照崎神社境内) 江古田富士(茅原浅間神社境内) 十条富士(十条冨士神社境内) 音羽富士(護国寺境内) 高松富士(富士浅間神社境内) これらの富士塚は、現在でも多くの人々に親しまれ、富士山信仰の文化が受け継がれている。 *富士講が江戸幕府からしばしば禁じられた理由として、檀家制度を乱す可能性の懸念や一揆や打ち壊し運動の温床になる危惧などあげられる。 関連コラムはこちら> ・江戸から今に伝わる伝統芸能「大道芸」 江戸の夏行事〜今に継承されているものの由来〜山開き http://www.edoshitamachi.com/web/daidougei/
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