トピックス : 【願人坊主(がんにんぼうず)】4月26日享保14年(1729) 判じ物などで金銭をとる願人坊主が取り締まりを受ける。
投稿者: 江戸渋 投稿日時: 2024-3-31 12:26:41 (171 ヒット)

元々鞍馬山の坊主が、 所願のことがあって江戸へ来たが何も叶わないうちに資金が尽いた。それで生活のため、習い覚えたお経等をしながら市中を巡り銭や米の喜捨を受けたのが始まりという。但し『嬉遊笑覧』は「そんなの嘘だ」と一蹴し乞食へ分類している。橋本町 (秋葉原近辺)や下谷山崎町(東上野近辺)を居住地として、当初は代願人として、水垢離などを代理でしていたといわれるが、次々と色々な手を考えだしていた。すたすた坊主や金比羅行人、半田稲荷、考え物、御日和御祈願(おひよりごきがん)等がある。

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